罪悪感

水面を滑る光の束は
心奥に匿った秘密を
絡め取る

這いずる冥暗が
燃える輝点に浮上すると
殺した息は白日へと舞った

冷酷な太陽が
水面に公然を反照する

眩しさが痛かった

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ケイティー

日常の風景を″詩″として切り取り、綴る世界